太陽光発電設置にかかる初期費用と維持費用

太陽光発電の費用はいくらぐらい?

太陽光発電システムの導入に関しては、多くの人が興味・関心を持っています。

ただ、かかる初期費用が百万単位になることからも、なかなか手が出せない状態。また、太陽光発電は家に合わせたオーダーメイドなので、はっきりとした導入費用については実際に見てもらわないとなんともいえないもの。
屋根の向きや面積、屋根材の種類などによって変わってくるので、まずは専門家にいくらぐらいかかるのかシュミレーションをしてもらうのが一番手っ取り早く確実です。

はっきりとした金額はシュミレーションでしかわかりませんが、費用の大体の目安はわかります。
ここ最近では、すでに建っている戸建てに対しては1kWあたりのシステム単価は40万円程度の費用が掛かっているようです。一般住宅に設置される平均容量は4.90kW程なので、これで考えると約200万円ほどになるといった計算になります。

この平均値からも、業者から見積もりを取った場合、1kWあたりの金額が、工事費込みで40万円以下になっているかどうかを計算して確認。40万円よりも高くなっている場合は、その理由をしっかりと確認しておきましょう。ここで注意したいのが、業者によっては取り扱っているパネルメーカーが高かったり、設置環境・工法、アフターメンテナンスンなどによってどうしても高くなってしまう事もあり。一概に平均価格を超えているからぼったくりとはいえないので、理由を聞かないで決めつけないように注意が必要です。

太陽光発電システム設置後にかかる維持費

太陽光発電システムは、設置したら終わり…というわけではありません。
メンテナンスフリーといった事がよく言われていますが、実は定期的なチェックやメンテナンスは必要。丈夫に作られているとはいえ精密機械に変わりありませんし、鳥の糞や障害物の落下によるトラブルなども皆無ではありません。

メンテナンスフリーだからといった放っておくことは、太陽光パネルの寿命を無駄に早く縮める事にもなりかねないのです。

業者によっては、アフターメンテナンスに力を入れているところもあり、定期的に訪問して調子を見てくれる場合もあり。その場合は、業者ごとに違いはあるものの、アフターメンテナンス費を含めた販売価格にしていたり、オプションみたいに用意、もしくは無料でやっているところとさまざま。購入段階でアフターメンテナンスなどのケアについて確認しておくと安心です。

また、太陽光発電システムはさまざまな機器で成り立っていますが、パネルよりも寿命が短く交換の必要がでてくるのがパワーコンディショナーです。パワーコンディショナーの設置場所というのはパウダールームが多く、ここは場所的に湿気がたかい面があります。それが少なからず影響してしまうこともあり。一般的にパワーコンディショナーは10年を目安に交換が必要になると言われていますので、この時期には業者に相談するなりして対応したほうがいいかもしれません。

発電量から得られる売電利益

太陽光発電システムでは、自宅で発電した電気を使えるだけでなく、余った電力を売る事ができるといった嬉しい活用法があります。
売電価格は毎年見直されており、年々下がってきています。一度適用されると10年間は、その決まった金額で売電できるので、早いうちに設置したほうが高く売れることになります。

ただ、売電価格の見直しというのは、太陽光発電システムの導入費用などから設定されることからも、年々下がってきているという事は、導入費も下がってきているという事。実際、太陽光発電システムが世に出始めた頃と比べると、かなり下がってきています。ちなみに、平成28年度の買取価格は下記のようになっています。

【一般家庭(10kW未満)】

出力抑制なしは31円/kWh、出力抑制ありは33円/kWh

【産業用(10kW以上)】

24円+税/kWh

10kW未満では、地域によって出力制御装置の設置が義務付けられ、これは自費での設置になるため、買取価格は高めに設定されています。また、一般家庭では余剰電力しか売電することはできませんが、産業用では全量買取。安い金額で電気を購入し、発電したすべての電気を売る事ができるようになっています。しかも、適用年数にも違いがあり、一般家庭は10年ですが産業用は20年と2倍もの長さになっているのです。